全日本空輸 2012-13年度 ANAグループ経営戦略について
2012-02-17
ANAグループでは、昨年の東日本大震災の影響や欧州の政府債務危機等を背景とした世界景気の下振れ懸念、原油価格の高騰、為替変動等により依然として先行き不透明な中、「アジアを代表する航空企業グループを目指す」という経営ビジョンの達成に向け、LCC事業への参入、世界初のボーイング787型機の営業飛行開始、およびエアーニッポン株式会社との統合(4月1日実施予定)にむけた諸準備等を行ってまいりました。
航空業界は首都圏空港容量の拡大や航空自由化の更なる進展、LCCの相次ぐ新設等、大きな転換期を迎えております。既存の日系キャリアはもとより、アジア・欧米のメガキャリア、LCCとの本格的な競争時代を迎えるとともに、新幹線の延伸などによる他交通機関との競争も激化することが予想されます。
このような大競争時代の中で、2010年度以降の羽田国際化・成田空港容量の順次拡大、ボーイング787型機導入やジョイントベンチャーの活用等を契機とした国際線ネットワークの拡充に取り組みます。あわせて、「マルチブランド戦略の確立」「グループ経営体制改革」「構造改革によるコスト競争力と財務体質の強化」を柱とする経営基盤の強化に取り組み、「強く生まれ変わる」ことで常にお客様に選ばれ続けるエアライングループとして、「アジアを代表する航空企業グループを目指す」という経営ビジョンの達成を目指します。